タイトルには、僕のせつない話があるんです。以前つきあっていた女性にほかに好きな男ができて、別れ話になった。その時に、あなたのは愛だったけれど、これ(新しい男)は恋なのって言われた。もう、愕然としましたね。だから、愛の罪じゃなくて恋の罪(苦笑)。英語で言えば、僕とはラブで、新しい男がロマンスだということですよね。『恋の罪』というタイトルそのものは、マルキ・ド・サドの小説のタイトルをそのままもらっているんですけど、彼が描いた罪はギルティではなくクライム、本当の犯罪の意味の罪だった。それを僕は、ギルティ=罪悪感というものにしたんです